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小6国語 漢字トレーニング ー空欄を残すことについてー

ONEでは小4、5では漢字の書き取りはほとんど行いません。5年生の段階では、漢字学習用のプリントの例文をノートに書き写したり、短文を作ったりする際に漢字を書く機会はありますが、漢字の形を覚えることに力を入れてはいません。

しかし、受験においては漢字の書き取りの問題は出ます。そこでONEでは、6年生に「漢字トレーニング」というプリントを毎日やってもらっています。一日5分もあればこのプリントは終わります。間違えたものの直し、言葉の意味の質問などをしても10分もあれば、終わらせられます。

このプリントをやる際に注意していることがいくつかあります。

(1)文字を丁寧に書く。
(2)自信が持てないものは空欄にする。
(3)意味のわからない言葉については必ず質問する。

(2)について、「なぜ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんので、少しだけ説明を加えておきます。

たとえば「オガむ」という漢字の書き取りの問題あったとしましょう。その際、漢字の右側の部分の横棒の数が三本か四本かわからない、だからイチかバチか四本で書いて答案提出。マルがついて答案が戻ってくる。マルがついているので見直しもしない。これでは覚える機会を逃してしまいます。受験本番で「おがむ」という字の書き取りが出るかもしれません。そのときに「あれ、三本だっけ、四本だっけ?」と悩むことになります。

あるいは、同音異義語の問題で「追求」・「追究」・「追及」の区別がつかず、どれを書いていいかわからない状況があったとしましょう。あてずっぽうで書いて答案を提出したところ、全て正解。ラッキーだったと胸をなでおろすかもしれませんが、次に同じ問題が出たときに再び悩むことになるのではないでしょうか。

入試の場においては決断をして答案を埋めることも必要でしょう。しかし、今は入試本番ではありません。そのプリントで正解することが目的ではなく、正しい漢字を覚えることが目的です。そうであれば、自信の持てない問題にあてずっぽうで答え、結果正解になってしまうなどということはマイナスでしかないのです。空欄にしておいて、後でしっかりと確認し、覚えるための練習を行えばよいのです。実はこれは漢字に限ったことではなく、入試本番以外のテスト全般に関しても言えることです。

 

 

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