東京・三鷹駅から徒歩5分-小学生(中学受験)・中学生(高校受験)対象の少人数制進学塾です。進学教室ONEでは無理なく「やれること」から少しずつ負荷を上げ、受験勉強を通して能力・精神力を鍛えていきます。
進学教室ONE
13:00~22:00(月~金)、11:00~22:00(土)

宿題についてのお願い

ONEでは、入塾の際に「勉強の中身については丸投げして下さい」とお話ししています。保護者の方が宿題について解き方を教えたり、お子様の質問に答えたりするということには、いくつかの大きな弊害があると考えるからです。

保護者の方が勉強を教えることによって生じる可能性のある問題点をいくつか挙げておきます。

(1) 宿題はただ答えを出し正解することを目的にしてはいません。問題を解くことを通じて、ある概念や頭の動かし方を身につけてもらうことを意図しています。お子様が宿題をやっていてわからない問題に出会い、質問に来た際、ONEでは直接的に解き方を教えるということはしません。多くの場合、その問題を通じて学んでほしい基本について一言二言アドバイスするにとどめ、あとは自分で解決をさせるという方法をとります。
保護者の方が宿題について教えると、どうしても解き方を直接的に教えることになり、答えを出すことが目的になってしまいがちです。その問題を通じて身につけたい概念や頭の動かし方を意識せず、ただ答えを出すだけの勉強をすると、その問題は解けても、そこで身につける基本を理解し、応用していくことなどができなくなります。

(2) ONEでは、お子様が質問に来た際に、「できるはずだ、もう一度、問題を読んで考えろ」などといった対応をすることがあります。その際、「できるはずだ」と言われただけで、できてしまうということが少なからずあります。どうしてそれだけで解けるのかと言えば、お子様が必死になって考えればできる問題をぱっと見た瞬間にできないからといって簡単に他者に助けを求めていたからに他なりません。自分でできることは自分で必死になってやるということをできるようにしないと、ちょっと骨のある問題は全く手が出せなくなってしまいます。
お子様が質問をしてきた際に、それができるはずの問題か否かという判断は、実際に授業をしていない保護者の方には判断がつきません。そのため、ついつい教えすぎてしまい、お子様が自分で悩む機会を奪う結果になるリスクがあります。

(3) 困ったから保護者の方に質問して助けてもらうというのは、一種の甘えです。わからなかったら塾で質問をすればいいのです。しかし、塾で質問をするというのはそう簡単なことではありません。「どうして授業でやったのにできないんだ?」とか「授業を聞いていなかったのか?」などと言われるかもしれない……などと思うと、躊躇したくなる気持ちもわからなくはありません。しかし、それでも質問に行くことに意味があるのです。「どうして授業でやったのにできないんだ?」・「授業を聞いていなかったのか?」と言われないようにしようと考えることが、授業中に説明を聞く際、また演習に取り組む際に気を抜いてはいけないという意識を持つことにつながります。
あとで家でお父さん・お母さんに質問すればいいというような意識があると、授業に臨む姿勢が緩くなってしまう可能性があります。また、保護者の方に依存する姿勢がなかなか抜けず、精神的な自立を遅らせることにつながるかもしれません。

 

理由は他にもまだありますが、上記三つだけでも大きなマイナスにつながる可能性があるということはおわかりいただけるのではないかと思います。

もし宿題についてお子様に質問をされた際には、「塾で聞いてきなさい」とお伝えいただければと存じますので、よろしくお願いいたします。

 

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